工事の内容
当社では和洋リモデル工事を行っています。
岡山県下での和洋リモデル工法の取り扱いは、当社を含め3社のみです。
専用部材を使用し、所定の方法にて施工を行う必要があるため、施工はTOTOが認定した施工店でしか施工しておりません。
TOTOの和洋リモデル施工講習を修了した管理者と施工担当者による、しっかりとした施工です。
(施工管理者講習修了 6名、施工者講習修了 13名)
ちなみに、和洋リモデルを一言であらわすと「和風便器から簡単に洋風便器へ」です。
各工程を工事の流れに沿って、当社の施工ポイントを中心に説明していきます。
工事の流れ
写 真 : 着工前
内 容 : まず給水管の元栓を閉めます。そして便器内の水を完全に除去し、乾いたタオルなどで全体を拭いておきます。
写 真 : 便器撤去状況
内 容 : 給水管の元栓が閉まっているのを確認したら、フラッシュバルブを外します。そして、小型の電動カッターで、便器の出っ張り部分からカットします。
写 真 : 便器撤去状況
内 容 : 専用のカッターで、便器の内側をカットします。その際には、集塵機(しゅうじんき)(大型掃除機のようなもの)とカッターをつなぎ、塵やほこりを吸引しながら行います。
※専用の「和便カッター」です
※裏側はこうなっています
写 真 : 便器撤去状況
内 容 : 便器のふちを撤去するために、切り込みをいれます。切り込みをいれることで、きれいに撤去することができます。
写 真 : 床タイル撤去状況
内 容 : 床タイルを目地にそって撤去します。撤去したタイルなどの廃棄するものは、土のう袋などにまとめ、作業しやすい環境を維持するよう心がけています。
写 真 : 床タイル撤去状況
内 容 : 床タイルを撤去し終えました。
~確認事項~
①便器を支える張り出しがしっかり確保できているか
②モルタルを流し込む厚みがしっかり確保できているか
~なぜ床を撤去する必要があるの?~
和風便器の支え台のみで支えるのではなく、モルタルを便器内に流し込み、床と一体化させるためです。この2つの支えにより強度が確保できています。
写 真 : 配管状況
内 容 : 新設する和風便器の排水位置に合わせて、「排水アジャスター」の不要な部分をカットします。和風便器のボール面をカットし、既設排水管を露出させます。
~排水アジャスターのここが便利~既設の排水管から床面までの高さ調整、既設排水管から新設排水管までの距離調整が簡単にできます。
写 真 : TOTO専用シール材塗布状況
内 容 : アジャスターに専用の接着剤を塗り、既設の排水管とつなげます。
~和洋リモデルのメリットは?~
排水アジャスターを使用することにより、既設の排水管を中心に360°自由に施工が可能になります。便器の向きを変えることもできるので、レイアウトの幅が広がります。
写真:配管状況
内容:ワイヤーメッシュを敷き、アジャスターが水平施工されていることを確認したら、専用の固定金具で配管が動かないように固定します。
写 真 : 配管状況
内 容 : 水平器を使用し、配管が水平に施工されていることを確認します。
写 真 : モルタル打設状況
内 容 : 「超速硬モルタル」を練り、既設便器の中に流し込みます。その際、既設便器とコンクリートスラブの間に隙間があると、下の階まで流れ落ちるので、「モルタル流出シート」等を使用して、流れ落ちるのを防止します。
~和洋リモデル時短ポイント~「超速硬モルタル」は通常のモルタルに比べ1/5の時間で乾かすことができます。そのため、次の作業に早く取り掛かることができるので、短期間でのリモデルが可能になりました。
写 真 : モルタル養生状況
内 容 : モルタルをしっかり乾燥させます。
写 真 : 床タイル補修状況
内 容 : 着工前のようにタイルを施工します。既設との段差ができないように気をつけます。
写 真 : 完 成
内 容 :器具取付の際には、 既設の給水管に穴をあける恐れがあるので十分に気をつけます。
※使用する工具や材料は、特別なものや専用資材なので、和洋リモデル施工業社でないと購入できません。
※専用資材のみの販売は対応できませんので、ご注意ください。
・ご相談ください
-
086-424-1116営業時間 月~土 8:00~17:00
-
メールはこちら3営業日以内にお返事します
-
修理のご依頼詳しくはこちらをご覧ください